舞台「23階の笑い」を観に行ってきたでございますよ①
ついつい語尾をそうしちゃいたい(ブライアン)くらい、言葉と笑いの渦だらけの舞台に行ってまいりました。
ちなみにわたし、ふぉ〜ゆ〜って実はあまりよく知らなくて。
関西にいるとあまりテレビでもお見かけしないのもあって。
だけど休みの日にチケットがまだあるようだったのを知り、シソンヌさんやなだぎさん、入山法子さんという周りのキャストさんにも惹かれ、気づけば当日引換券を購入。
なんの事前準備もないままふらっとブリーゼブリーゼへ来たのでした。
どんな席かなぁって後ろの方を想像してたけど、フタを開けるとP列ではあるけれど割とドセンで。
目の前の方が背の高い男性ではあったしわたしはチビではあるのだけど、とても観やすかった!
1幕。
ルーカス(辰巳雄大くん)が客席横の扉から登場。
ルーカス「本日はサンケイホールブリーゼにお越しいただきありがとうございます。」
「隣ではキャッツが上映?されてますが、こちらは人間のお話でございます。
動物は出てきませんが大丈夫ですか?」笑。
ということはここは役としてではないんだな?と把握。
列横の客席の女性に「ありがとうございます、どちらからお越しですか?」
とすると淡路島からのお客様。
少しその話が続いたあと、好きなバラエティー番組は?と。
女性「イッテQです。」
(わたし心の中でキスブサって言うてくれないかなって思っていた)
ルーカス「イッテQね!お祭り男とか…金髪のやつとか出てるやつ笑ね!」
「金髪のやつ出てこないですけど大丈夫ですか??笑」
「大阪ってことはやすとものどこいこ!?*1とかも好きですか?」
そこから、この舞台が1950年代の、ニールサイモンがバラエティー番組の作家として修行していた時の話が
基になっているという流れの説明。
ここまでで、なんかスッと引き込まれていて、あぁ今日来てよかったなってすでに思い始める。
そこからミルト(越岡裕貴くん)が登場。
ずっとルーカスの名前を間違える(そして突っ込む)ところが、新人の名前なんて覚えてないっていう先輩の、とってもリアルな感じがした。
次に出てくるのがヴァル(福田悠太くん)。
パンフレット見て、訛ってるって書いてあったのでどうなるんだと思ってたらまぁ訛ってる笑。
最初勢い良すぎて何言うてるか分かんなかったくらい笑。
でも、ここから文化的なところだけじゃなく、宗教とか思想的なことが絡んでくるのが伝わって来た。
そしてシソンヌのおふたり。ブライアン(じろうさん)がヘビースモーカーすぎて咳き込みながら出て来て、帽子の下の髪の毛が××ているところとか、ツボが多い笑。
ケニー(長谷川さん)。マックスから電話があった話。
シリアスな話からの登場だったけど徐々に面白いことが分かる!
シソンヌのおふたりもあまり馴染みがなかったのだけど、
ケニー好きだ!ボケとツッコミを常に1人で先頭走ってる感じが頭良い…天才少年と言われたケニーと重なる!
そして女性陣。
キャロル(入山法子さん)。時事ニュースを知って登場して、それに焦ってる中で周りの男性スタッフに振り回されてるんだけど、
ピンクのシャツの着こなしも含めて仕事のできる女性!って感じなのと、アメリカっぽくてすごかった。
ヘレン(立花瑠菜さん)。
秘書なので部屋からあまり出てこないのだけど、これまたアメリカで秘書をやっているっぽい、
キュートで洗練されている感じがすごく素敵。
そしてそして仮病を使って遅刻して来たアイラ(なだぎ武さん)が登場。
自転車に乗って、某キャラでのネタを彷彿とする登場に拍手喝采。
「今日はニューヨーク市民が歓迎してくれてるぞー」的なことをおっしゃってた。やっぱり地元感あったのかな( ´◡` )
そして騒ぎ立てているけどみんな無視するというお芝居なのだけど、真ん中にいたミルトが餌食になり、
キャスター付きの椅子をくるくるされ、アンパンマンの団扇を持たされる笑。
さんざん騒いでいるのを遮るようにミルトが「いい加減にしてくれ!!」と叫んで椅子ごと動くと、
いてっっっ!!!という声が。
なんと椅子のスピードが出すぎてテーブルにぶつかり、逆側にいたケニーの恥骨にテーブルがぶつかるという奇跡がwwww
気を取り直して
ミルト「いい加減にしてくれ!!」
アイラ「何をそんなイライラしてんだ?寝不足か?昨日ピーチケパーチケ*2でも見てたな?後輩が出てるもんな!
まぁ俺は裏のエンカメ見てたけどな!」
エンカメ出してくる(友近さんネタ)あたりがまたさすが!
アイラが出て来てからはさらにブライアンのボケとケニーのボケとツッコミがさらに加速する。
そしてマックス(松崎祐介くん)。
派手な出で立ちに負けない存在感と、精神安定剤とスコッチを飲んでいるという不安定感が見事に出ていた。
最初のテンションにはついていくの必死だったけど笑。
先ほどのアイラとブライアンの掛け合いの中で、対決することに。
アイラとブライアンはお互いの靴を、ミルトがベレー帽3つを賭けての対決。
お題は(要は大喜利)ケニーが出題。
ケニー「探偵ナイトスクープで、たった1週間でクビになった探偵は?」
アイラ?「探偵ナイトスクープってなんだ、ニューヨークにあるのか?」
ケニー「そういう番組があるの!オオサカエリアで、」
ブライアン「??」
ケニー「MXでもやってんだろ!」
先攻ははアイラ。
ケニー「探偵ナイトスクープで、1週間でクビになった探偵は?」
アイラ「○○○○○○○○○!!(先日世間を騒がせたピン芸人の方)」
会場爆笑。
ケニー「1ポイント!おい、NY市民のみんな、呟くんじゃねーぞ!」
後攻、ブライアン。
ブライアン「…オケツ探偵。」
ケニー「オケツ探偵??…(よく分かんないけど)1ポイント!」
アイラ「○○○○○○の○○!(これまた以前世間を騒がせた某コンビのナルシストの方)」
会場爆笑。もはやアイラも言うたはいいが、なので後ろ向いて笑ってる。
ここでヴァルが持っていたストップウォッチが⏱ジリリリリ!っと鳴る。
アイラ「いいのか?オケツ探偵だけしか言ってないぞ!俺はまだ何も言ってないぞ!笑」
ヴァル「2分だけって約束だったべ」
アイラ「じゃあヴァル!」と、代打を提案。
ヴァル「こーんな修羅場見たことない!!」
ヴァル「探偵ナイトスクープ…?」
ケニー「いいからヴァルは考えるんだ!」
うろうろしながら「こーんな修羅場見たことない!」を気に入って何度か言うも、
見かねたアイラが「じゃあどうだ、わたしが考えたものをヴァルが言うってのは」
と、耳打ちすることに。
アイラ「いいか、今から言うけどヴァルはただその言葉を言うだけだ」
と、割と長く耳打ちする。
ケニー「探偵ナイトスクープで、1週間でクビになった探偵は?」
ヴァル「…ヤナギブソン」
会場大爆笑!
ケニー「この勝負、ブライアンの勝ちだ!!アイラは身内を売りすぎだ笑!」