海馬の星

玉森くんとキスマイ。それだけじゃないけど書き留めておきたいことを綴るところ。降りそそげ愛のシャワー。

舞台「そして僕は途方に暮れる」3/7 @Bunkamura シアターコクーン②

4/11、別の投稿で更新しました…あまりにも記憶おかしいことがわかったので( ´;ω;` )



合ってるところもあるのでそのままにしておきます笑


1幕を書き上げてから仕事が忙しすぎて、その分記憶も薄れていってるので、
でも思い出せるところは書いておきたいので続きを。

順番もテレコになってるかもだし、もはや記憶の改ざんされてしまってるかもなのは仕方ない( ´;ω;` )




2幕



4人の会話。


4分割にされた部屋のセット。
上段左側から時計回りに香、里美、伸二、母のそれぞれの部屋かくっついている。


里美×伸二。

伸二「あいつさ、愛すべきダメ人間だと思ってたけど、笑えないガチのクズだよな」
里美「うんこだよ!」
(ここじゃなかったかもだけど、あっちゃんの口からこんなセリフが出るとは衝撃だった)


最後まで観てたらリンクしてくるから分かるんだけど、電話が終わった後、里美はリラックスしてて足をぶらぶらしてる。


香×母。


香→伸二
母→里美

それぞれが話してるのが同時進行で重なるように。ここほんと秀逸だった。





そして父の部屋
裕一は寝転んでる。

パチンコから帰ってくる父。

クリスマス。

どうやら景品でお菓子をもらってきた様子。
ケーキみたいなもんだろ、とこたつの上に置く。


しばしして、クリスマスというきっかけで、何か起こしてみてはどうか、と提案する父親。


電源入れると繋がることができる状態なので、やってみるべきだと。
(父の携帯はお金払ってないから誰とも繋がることはできない)

渋っていた裕一、とうとう電源を入れる。


そして、里美に電話。
里美は出ないが、留守電に「父親のところにいる」こと、
「いつか帰る」「また連絡する」ことだけ入れる。

そしてまた電源を切ってしまう。


逃げ続けている父親と一緒に居ることで、少しだけど動くことができた裕一。


けれどその電話に里美は気づいていながら出なかった。
ここで出たら里美は何て話をしたのかなぁ、と、最後まで観てから思った場所。


もういちど、4分割の部屋

裕一が父親のところに居るということが4人ともに伝わる。



そこからまた日々は過ぎ、年末。

ピザでも頼む話になって、電話を使うことに。
そこで電源を入れると、里美からの着信が鬼のように入っている。

留守電にメッセージが入っている。


裕一のお母さんが倒れたという電話だった。


もちろん、父親に話すも、関係ないと会いに行こうとせずに、
こたつに入って寝転ぶ。本格的に根を生やす体勢に。


裕一はそんな父親に苛立ちを覚えて、荷物をまとめて出て行く。




バス停


再会する裕一と里美。

ちょうど退院したところということで、母親の話をする。

伸二が登場。

このあたりでなんか違和感を感じてたのはあとから判明するところだった。
2人とも、仕事納めのあとで、
里美は裕一のお母さんの付き添い?心配だから、ということで。
伸二は実家に帰省ということで。


ちゃんと話すから、って里美に言ったのもここだっけな。
もう少し後からか。



裕一の実家。

裕一、里美、伸二、香が居る。
裕一だけはソファから動かない。


お母さんは、もう大丈夫のようで、いつも通りに台所にいる。

仕事納めがいつだった、とか、
他愛もない話をする裕一以外の4人。

裕一は黙ってソファにいる。


堪忍袋の緒が切れた香が裕一を叱る。

「あんたさぁ!!みんながこうやって気を遣ってくれてんのに
あんたは何もないの!?!?」

里美「裕ちゃんは悪くないんです、叱られたくなかって少しだけ逃げてただけで、ね?」
続けて伸二も裕一のことをフォローする。

ここら辺がすごくもやもやっとしたなんとも言い難い気分になった。
裕一の気持ちを分かっているようでまた傷つけているような気持ちになった。



ご飯を食べ終わって、里美は実家に帰ると出て行く。
母と姉も部屋に行き、伸二と2人に。


しばらくすると里美からの連絡が伸二に。

伸二「きっと里美ちゃんも久しぶりだから菅原には連絡しにくかったんじゃないか?」

でもさぁ、菅原とは何があっても友達だから。
よく考えたらこんなに長く友達やってる奴いないよ?」

だから、俺がお前に見損なうって思うようなことしても、
大目に見ろよな」

裕一「伸二はそんなことにならないよ」
伸二「どうかなぁ〜?わっかんないよ〜?」
再会して嬉しいからこんな明るいんだと思ってたんだけどな。



そして数日がすぎ、年末。
年越しそばの準備をする、母と香。

そこへ入ってくるまさかの父。


なんかね、この辺、あんちゃん思い出した。
招かざる客なんだけど、でも最終的にピースがはまった感があるんだよね。

行かないって言ってたのに、やっぱり来ちゃうところが父親の
クズだけど可愛らしい部分だな。
「体は大丈夫なのか?」と元妻に声もかける。

年越しそば。

母と香は自分たちで作ったおそば。
父と裕一はカップ麺。
(ほんとに作ってるけど、あまりに早くに食べ始めたから
固そうだったw)


テレビでカウントダウンが始まり、年が明ける。
「今年もよろしくお願いします」と挨拶する父。
「いやあなたが言うなよ」と突っ込む香。


唯一このシーンが暖かくて癒されるところだったな。


父が来たことにより、逃げずに帰って里美にも話をしようと決意する裕一。
母も、背中を押してくれる。



里美の部屋。
裕一「ちゃんと全部話します」
里美「裕ちゃん、もういいよ」


里美「…好きな人が、できました」





裕一「いつから…ですか」
里美「裕ちゃんが出て行って1週間後くらいからです」

裕一「その人から言い寄られたんですか」
里美「最初は裕ちゃんのことで相談してたんですが、そのうちに好きになって、いつも会ってました」




裕一「もう……そういう関係なんですか」
里美「(うなだれながら頷く)」


裕一「何をしている人ですか」
里美「会社員です…」


里美「伸二くん…です…」





裕一「僕たちの仲が壊れるとは…思わなかったんですか…」
里美「(泣きながら)その質問は…逃げさせてもらえないですか…」


荷物をまとめ始める裕一。
裕一「ちゃんと、出て行くから」
里美「裕ちゃん、」

と、号泣しながら裕一の名前を連呼する。

いま打ってても泣きそうになる、辛くて重い時間。

裕一が出て行き、泣きじゃくる里美が残される。



うすうすおかしいとは思っていたけど、やっぱりそうだった。
裕一のことで4人が電話してるシーン、
電話が終わってからソファで足をブラブラしてた時も、
きっと伸二と楽しく話したことの方が前面に出てた。

裕一の母親のもとに行くときも、合わせたように2人は同じタイミングで北海道に。
ほんとは里美は伸二の実家にも行く予定だったとか…!?


香が気まずい空気の時に裕一を叱った場面も。
慌てて裕一をフォローするその姿が2人は似てた。
きっと、自分をかばいながら裕一をかばってたんだ。

そうやって一気に今までのシーンがぶわぁぁぁっと脳内に流れてきてゾッとした。


1番信じていた2人は、裕一を裏切ってた。



裕一はうなだれながら歩く。

次第に大きくなる音楽。


道の途中で振り返り、光に眉を顰めながらなんともいえない表情の裕一。