海馬の星

玉森くんとキスマイ。それだけじゃないけど書き留めておきたいことを綴るところ。降りそそげ愛のシャワー。

潜在意識と顕在意識-ジャニヲタになるまで-

とぅいったーだと書けないことを今、なんだか記したくなったので始めてみます。

そもそも始めることにしたのは、するするっとジャニヲタになったのは何でなんだろうってふと思い出したから。

わたしは片田舎で、ヘルメット着用のチャリ通してた中学生の頃にミスチルが好きになり、忘れもしないシーソーゲーム発売の頃に野外ライブに行き(雷雨で一時間押し)、そこから音楽に目覚め(聴く方)、高校生で地元にできたTSUTAYAジャケ買いしたアングラな某バンドにはまり、SNOOZERやらJAPANを読みあさるロックキッズへと成長した。

そしてPがつくバンドはだいたい好き、っていう時代へと突入し、人生初のライブハウス並木ジャンクションで最前に入ったけれど一曲目でUFOキャッチャーばりにつり上げて後ろに連れて行ってもらうという不覚な経験をし、

大学生にもなると一人暮らしになったことで月の1/3はライブハウスに行くこともあった自由を手にいれ夏はフェスのハシゴこそすべて!バンドTシャツは制服!ツアータオルがバスタオル!って感じであった。

一番好きだったバンドはとてもセンスが尖っていて、でもやわらかくて、いちばん突拍子もなく遠征したバンドはきっと彼らだと思うし、

マネージャーに「え?ここ下北だよ?あんた関西だよね?しかもチケないよ?」と言われ下北まで来たのに!って思ってたら社長が入れてくれるなんてこともあったり。忘れもしないQueのライブ。

そして、そんなことをする為の源といえば、ある老舗カフェで働くことに。これたぶんわたしの音楽第二成長期。

とにかくいろんなお客さんがくる。音楽やってる人もたくさんくる。今でもリスペクトな人たち。

そこで、地元でがんばる素敵な音楽家たちや、店でかけるBGMに影響を受けて、歌謡曲やJ-POPから洋楽、映画音楽、なんて感じでたくさんに触れたのである。

そんな時、とあるDJさんと出会う。クラブの方のね。

彼はロックのイベントと、J-POPのイベントとを主催していた。

その子のイベントにはみんなで行くように。するとなんということでしょう!そこそこ良い大人たちが、ジャニーズでがしがし踊って居るではないか!!!!

(やっとジャニーズの話来たか、って感じでしょ?知ってる!)

その空間のなんて楽しいこと!!今までむしろ避けてたのかもしれないジャニーズで、こんなにみんなが笑顔になっているなんて…!

そこで気づいた。ジャニーズって、みんなが好きなんだ…!と。

しかしまだここで墜ちることはなかった。茶の間としてそこそこ楽しんでいたそのままのバランスながら、受容する準備はできた、という感じかな。

そんな時、某朝ドラが地元寄りでお好み焼きを題材にしていて、ハルカ以来に全話見るはまりっぷり。そのままもちろん主演女優さんの出るドラマは見てみよう、って親心が芽生える。

そしてそう。それです。もうお分かりですね?美男ですねを見ることとなるわけです。

その時の第一印象は「……?これ、ジャニーズ……?bu…」。誰が誰やら分かんないけどこれはジャニーズの次世代なの…?だった。

しかし、大好きだった彼氏とさよならしたのもタイミングが重なり、キャッチーなエビバデゴー!が毎日頭をかけめぐるようになり、あれ?廉さんなんかかっこいいね…?かわいいね…?と、回を追うごとにどハマリしていく自分がおり、仕事が終わったらすぐ帰ってリピする日が始まるのである。

それでも墜ちてるという自覚はなく。けれど、キスマイっていうんだね!くらいにまでは成長。なんせ今までのスタイルと違いすぎて茶の間から一歩踏み入れるということ自体が想像できなかったのかもしれない。

そうして美男が最終回を迎える。それで切れる縁だと思っていた。しかしなんでだろう、わたしの脚は最寄りのローソンへと向かい、ローソンHMV限定のネバギバを予約し購入しているではないか…!

通常盤ではなく限定盤。これ、わたし墜ちたね?とそこでついに自覚するのである。

しかしどうだろう。今それから三年が経ち、振り返るとこのネバギバでようやく顕在意識になるわけですが、顕在意識って脳の意識の中でも氷山の一角くらい小さい占有率。

わたしがここまで来るには相当な潜在意識があったのではないか。

そう。そこで思い出すことになるのだけど、そういえば小学生の頃は光GENJIの下敷きを持っていたし、光GENJIきっかけで黄色いローラースケート買ってもらっていた。

夢がMORIMORIは毎回見ていたし弟とキックベースをしていた。SMAPのCDは何枚か持っていたし、そういえば中学生の時にSMAPのコンサート(森くんが居る最後のツアーかと思われる)にみんなで行ったわ!

友達が帰る頃に片方のめがねのレンズが何処かに飛んで行っててないことに気づいてみんなで爆笑した記憶しかないなんて。

あれ?そういえば…ってことが、いくらでも転がっているのである。

そう、潜在意識として「ジャニーズにははまらない」という意識をすることによって、それを実行しようとすると逆に意識をしていて、気付けば逆転しているということで。

ちょっとキフシャムっぽい。


それに、ジャニーズって、そうでなくても気付けば誰もが潜在意識の中に持ち合わせているものなのではないかと思う。

ただ、SMAPや嵐、TOKIOのような大御所は番組などで見る機会も多く刷り込まれてパブリックとなって顕在意識になるが、そうでないものは海馬によって振り分けられ、知識としてグループ名やメンバーの情報をインプットしようとするか否かなのである。


つまり、誰もがジャニヲタになる意識と能力
を持っているのではないか。だって、彼らはいつもわたしたちに微笑みかけてくれているのだから。